時間や仕事に追われる生活をどうにかしたいです。誰か時間をコントロールする方法を教えて~!!
という「悩み」を解決するのに、ピッタリな一冊をご紹介します♪
本日は『神・時間術』(樺沢紫苑)を取り上げます。
「毎日7時間睡眠」をした上で「人の4倍仕事して、2倍遊ぶ」という、精神科医の樺沢先生の「時間術」に興味はありませんか?
- 時間の使い方を根底から見直せる
- 「脳のゴールデンタイム」がわかる
- 「脳のリフレッシュ法」もわかる
- 「寝る前2時間」の重要性がわかる
- 時間術で「人生」が楽しめる!!
著者の「樺沢紫苑」氏は、本書の執筆時点で、次のスケジュールを「7年間」も続けています。
- 毎年3冊の本を出版
- メルマガ、YouTube、ブログを毎日更新
- 月6回の病院診察
- 月20冊以上の読書と書評
- 月2,3回のセミナーや講演活動
さらに自由時間も充実!!
- 週4,5回のジム通い。週2本の映画鑑賞
- 月15回以上の会食やパーティー
- 年30日以上の海外旅行
「人の4倍仕事して、2倍遊ぶ」という樺沢先生の「時間術」で、人生を変えたくないですか?僕は変えたいです!!
まずはこの本の「ひとこと要約」。
「集中力」を軸にした時間配分で
人生は全て決まる
それでは本編に行ってみよう!!
40代で約25キロのダイエットに成功!!
Amazonセラーを約10年間。
簿記2級+基本情報技術者。
読書を元に「脳の筋トレ」も奮闘中♪
なぜ「時間術」は必要なのか?
いつも時間に追われて、心休まる時間が取れないんですよね。
僕も時間管理が下手で、メリハリのある生活が送れず、毎日モヤモヤしてます。
でも大丈夫!!
本書を読むことで、時間の使い方を根底から見直せます。
人生を変えたければ
時間術を変えるしかない
普通に生活していると、1日(朝・昼・晩)は均等に流れているように感じますが、本書を読むと、その価値観では幸せになれないとわかります。
朝・昼・晩、それぞれの価値を認識する
ジグソーパズルのように、脳の働きに応じた時間帯に、適切な仕事を割り振ることで、全体の仕事量を2倍にも、3倍にも、4倍にも増やしていきます。
時間と仕事の「ミスマッチ」を見直す
そして作り出した自由時間で「自己成長」し、さらに時間を生み出し、余暇を通じて「遊びも極めよう」というのが本書の目的です。
さあ「神・時間術」で人生を楽しみましょう!!
「神・時間術」とは?
前章で時間術の必要性を認識できたので、ここからは「神・時間術」の本質に迫ります。
「集中力」を中心に考える
「神・時間術」では、「脳のパフォーマンス=集中力(仕事効率)」を元に予定を組んでいきます。
本書を読むとわかりますが、人の集中力(=仕事効率)って、1日の時間帯によって増減があるんです。
仕事や学校でクタクタになった深夜に、気合を入れて集中して、何か「頭を使う作業」をしようとしても上手くいかないのは当たり前なんです。
気合では「集中力」はどうにもならない
まずはこの前提をしっかりと認識しましょう!!
本書では集中力にフォーカスを当て、適切に仕事を割り振り、また集中力のリセット法も学び、全体の仕事量を増やしていきます。
「集中仕事」と「非集中仕事」
適切に仕事を割り振るためには、仕事内容を適切に評価しなければなりません。しかし、難しく考える必要はありません。
やることは「集中仕事」と「非集中仕事」に分けるだけ!!
「集中仕事」とは、メインの仕事。ミスの許されない重要な書類作りだったり、プレゼン資料作り、執筆作業など。脳が疲れる仕事です。
「非集中仕事」とは、いわば雑用の仕事。メールの返信だったり、コピー、資料読みなど。あまり集中しなくてもできる仕事です。
仕分けは、簡単ですね♪
「時間」のジグソーパズル
仕事を2つに分けたら、まずは集中できる時間帯を把握することが大切になります。
- 起床後の2~3時間
- 休憩した直後
- 終業間際の時間帯
- 締め切りの前日
などが集中力の高まる時間帯になります。中でも「起床後の2~3時間」は最も価値が高く、この時間帯のことを、
脳のゴールデンタイム
と呼びます。(詳しくは次章で見ていきます!!)
1日の脳のパフォーマンスを把握して、集中力の働く時間帯に、ジグソーパズルのように「適切な大きさ(量)の仕事」を割り振ることで、全体の仕事量を高めるのが「神・時間術」です。
次章では「朝・昼・晩」に時間帯を区切り、それぞれの過ごし方を考えていきます。
「神・時間術」と集中力(実践編)
人の1日のパフォーマンスは時間帯(朝・昼・晩)によって大きく異なります。
今まで思うように成果が上がらなかったことを、自分の能力不足だと決めつけていた人も、「時間のジグソーパズル」を適切に行えば、「人の何倍」もの成果が上がるかもしれません!!
「朝」=脳のゴールデンタイム
1日の中で、脳がもっとも働く時間帯はズバリ「朝」です。睡眠により疲労が取れ、脳内の情報もキレイに整理されています。
人間の脳というのは、起きてから2、3時間は、脳が疲れておらず、さらに脳内が非常に整理された状態にあるため、脳のパフォーマンスが1日で最も高いのです。その時間帯は、「脳のゴールデンタイム」と呼ばれ、論理的な作業、文章執筆、語学の学習など、高い集中力を要する仕事に向いています。
『神・時間術』-大和書房-樺沢紫苑
昔の僕のように「夜型」だと思い込んでる人は、時間的価値で見ると「1日の半分を喪失」しているかもしれませんよ!!怖い怖い!!
また忘れてはいけないのは、脳のゴールデンタイムを最大限に活かすためにも、7時間以上の睡眠は必須になります。
寝不足は「集中力」の最大の敵
朝から寝不足だと、せっかくのゴールデンタイムも全てパーだし、1日トータルでの仕事量も激減します。
睡眠不足が続いた脳は「酩酊状態」と似た症状と評する専門家もいるので、集中力を高めるためにも、7時間以上の睡眠は確保しましょう。
この記事も「脳のゴールデンタイム」に書いています♪みなさんも朝の時間を有効活用して、「集中仕事」を一気に片付けましょう!!
「昼」=脳のリフレッシュ
朝から仕事を頑張っていると、14時頃に睡眠圧が高まってきます。これは霊長類特有の睡眠パターンなので、ランチの有無にかかわらず、避けられません。
なので午後の時間帯は、メールの返信や資料読みなどの「非集中仕事」を中心に予定を組み立てていきます。
そうは言っても「集中仕事」もせざるを得ないのが日常ですので、パフォーマンスの落ちた午後は「仮眠」と「運動」によって脳をリフレッシュさせます。
「仮眠」でリフレッシュ
14時頃の眠気に対する特効薬は「パワーナップ」、つまり仮眠です。20分前後の仮眠で脳のパフォーマンスは劇的に回復します。
20分前後のパワーナップ(仮眠)で回復
世界的プログラマーの中島聡さんは「最強の昼寝は18分」と言っていますし、作家の千田琢哉さんもサラリーマンはランチを抜いてでも仮眠を優先した方が良いと言っています。
また本書では「5分の仮眠」でも脳はスッキリし、目をつぶって「視覚情報を遮断するだけ」でも脳は休息モードに入ると教えてくれます。
1時間以上の昼寝は悪影響が出るので、20分前後の仮眠がオススメ。僕も教えを聞いて、実践するようになりました♪
「運動」でリフレッシュ
本書では「脳のゴールデンタイム」を朝だけでなく、意図的に作り出せる方法も紹介してくれます。その方法は、
1時間ほどの有酸素運動
です。運動後は低下した集中力が回復するので、「1日のゴールデンタイム」を2倍にできるというわけです。
就業中のサラリーマンに、それだけの運動時間を確保するのは難しいと思いますが、リフレッシュのためなら1分の運動からでも効果があります。
特にウォーキングやバックランジなどの両足を交互に動かす「リズム運動」は、「セロトニン」が活性化したり、ダイエット効果もあるので、個人的にもオススメです。
僕はウォーキングとバックランジによって、25キロのダイエットに成功できました♪(バックランジ30回なら、1分20秒ほどで終わります!!)
「晩」=睡眠と自己成長
仕事面で最も重要なのは、朝の「ゴールデンタイム」でしたが、1日のパフォーマンスを決める最も重要な時間帯が「前日の夜」です。つまり、
寝る前の2時間が、人生を決める
と言っても、過言ではありません。
朝からスタートダッシュを決めて、「交感神経」バリバリで働いてきた身体を、寝る前2時間は「副交感神経」に切り替え、睡眠の質を高めるためにも、しっかりと休息し、リラックスできる時間帯にします。
ストレスを翌日に持ち越さない
フリーランスで仕事をしていると、ついつい寝る前に仕事の雑用などをしてしまうんですよね。反省です!!
「神・時間術」で創出した「自由時間」を仕事に充てると、際限のない「仕事人間」になり、ストレスを抱えてしまうので禁止です!!
その代わり、本書では「あなたのメインスキルに自己投資しなさい」と説きます。
自己投資で「仕事効率」を倍増させる
- 文章を書く職業なら「執筆スキル」
- デスクワークなら「パソコンのスキル」
- プログラマーなら「プログラミングスキル」
- 営業職なら「コミュニケーションスキル」etc
このように「時間術×仕事効率」で「自己成長」を遂げ、脳のパフォーマンスを最大化させます。
最終目的は「人生を楽しむ」ことですよ!!
人生は「楽しむ」ためにある
時間術で「自由時間」を捻出するのは、なにも仕事のためだけではありません。人生を楽しむためです!!
一流の仕事人は、一流の「趣味人」
実は「趣味に没頭できる人」というのは、「集中力」も同時に磨かれていきます。
集中力には、「遊び」も「仕事」も関係ありません。「遊び」や「趣味」に100%の集中力を発揮する人は、仕事でも100%の集中力を発揮できるのです。
『神・時間術』-大和書房-樺沢紫苑
脳にとっては、遊びと仕事の区別がありません。
特に「自発性」によって「脳は喜ぶ」ので、読書などの「能動的娯楽」はそれ自体が「集中力を高めるトレーニング」になります。
遊びの「ToDoリスト」を作ろう!!
本書では、遊びの「ToDoリスト」を作ろうとも提案してくれます。
仕事の「ToDoリスト」はすでに実践している人も多いと思いますが、空き時間ができたときに、すぐに行動できるように、遊びのリストを携えておくのです。
- デートコースのリスト
- 見たい映画のリスト
- コスパの良いランチのリスト
- サイクリングコースのリスト
- 憧れの温泉宿のリスト
楽しそう!!これはすぐにでも真似したいですね!!
僕は「料理のレシピ」をストックしてます。食べるのも好きだし、家族に振る舞うのも大好きです!!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本書を読んで、「人の4倍仕事して、2倍遊ぶ」という樺沢先生のエッセンスを習得しちゃいましょう。
今回は取り上げきれませんでしたが、本書では、
- 15・45・90の法則
- 雑念排除法
- ストップウォッチ仕事術
- 朝活起床術
- 成長ホルモン回復術
- 並行仕事術
など、時間術に関するトピックがまだまだたくさんありますよ!!
最後は再び「ひとこと要約」で締めくくります。
「集中力」を軸にした時間配分で
人生は全て決まる
特に「脳のゴールデンタイム」を意識することで、仕事効率は劇的に向上します!!
「あなたの成長は加速する」
おしまい!!
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