MENU

【要約】アウトプットで自己成長!!『読書脳(読んだら忘れない読書術)』樺沢紫苑(脳科学的インプットで読書量も爆上げ)【書評/感想】

『読書脳』サンマーク出版・樺沢紫苑(アイキャッチ)
さっちん

読書をしても、すぐに内容を忘れてしまうし、そもそもの「読書量」も増やしたいよ~!!

という「悩み」を解決するのに、ピッタリな一冊をご紹介します♪

本日は『読書脳』(樺沢紫苑)を取り上げます。

精神科医の著者が「脳科学」に裏付けられた「読んだら忘れない読書術」を明らかにします。

この本から得られること
  • 読書の「8つのメリット」がわかる。
  • 脳科学的な「読書術」が得られる。
  • アウトプット」で記憶に残せる。
  • スキマ時間」で効率的に読める。
  • SNSやブログで発信できる。

著者の「樺沢紫苑」氏は、精神科医で、累計発行部数230万部のベストセラー作家です。また2500文字のメルマガを毎日発行するなど、SNSなどの総フォロワー数は累計100万人、圧倒的な「アウトプット力」を誇ります。

また月20~30冊の読書を30年以上続けるなど「インプットの達人」でもあり、この本では「忘れない読書術」のみならず、読書の魅力もたっぷりと教えてくれます

そのひろ

この本を読むと、「読書欲」がめちゃくちゃ高まりますよ。

「読書初心者」や、最近「読書熱」が冷めてしまったという社会人にもオススメ!!

いつものように手書きの「アウトプット」で、全力でまとめました!!

『読書脳』(記事)
『読書脳』(記事)

まずはこの本の「ひとこと要約」

「アウトプット」と「スキマ時間」で記憶に残し、自己成長!!

それでは本編に行ってみよう!!

この記事の筆者はこんな人
正面
園川ヒロ(そのひろ)

 40代で約25キロのダイエットに成功!!

 Amazonセラーを約10年間。

 簿記2級+基本情報技術者。

 読書を元に「脳の筋トレ」も奮闘中♪

目次

この本の概要(どんな本?)

そのひろ

読書をしたは良いが、少し時間が立つと「内容を覚えていないこと」って良くありますよね。

さっちん

日常茶飯事です。切実な悩みなので、解決策を教えて下さい!!

この本では脳科学的な見地から、「読んだら忘れない読書術」が学べるだけでなく、本の選び方から読書のメリットまで幅広く学べ、読書のモチベーションが上がること間違いなしです。

「読書」8つのメリット
  1. 知識(>情報)
  2. 時間(他人の経験)
  3. 仕事力(文章力)
  4. 健康(ストレス緩和)
  5. 脳の成長(読書脳)
  6. 人生の変化(収入増)
  7. 自己成長(行動の変化)
  8. 楽しみ(エンタメ)
そのひろ

旧版の『読んだら忘れない読書術』も大いに役立ちましたが、新版の『読書脳』で改めて読み直してみると、当時の自分では気づかないような新たな発見がありました。

本書は旧版を加筆・再編集したものです。

なぜ『読書脳』を再読したのか?

僕がこの本を再び手にした理由は、最近「読書に関する切実な悩み」があったからです。読む事で「気づき」を得られたし、前回とは違った発見もたくさんありました。

悩み1:「読書時間」の確保

ブログで書評を書き始めたは良いものの、仕事とブログ執筆に忙殺され、「積読(つんどく)本」が溜まり、気がつくとここ1ヶ月で読んだ本はわずか1冊という体たらく。

そのひろ

僕よりも忙しい樺沢先生は、どうやって「月20~30冊」を読んでいるのか、ということを再発見しようと思ったのです。

前回は「アウトプット」に関する記述を中心に読みましたが、今回は「忘れない読書術」の片腕である「スキマ時間」に多くの学びを得ました

僕みたいな悩みを抱えている方は「スキマ時間」に注意して読むのも良いと思います。

悩み2:「文章力」の構築

樺沢先生は、2500文字のメルマガを毎日発行したり、年に3冊のペースで本を執筆したり、作家業も営んでいるので、 実はこの本には文章力」の記述も散りばめられているのです。

本格的に勉強するには、他の「専門書」で日々アップデートする必要はありますが、本書では、かの「スティーブン・キング」の言葉を引用する形で、次のように結論付けています。

文章を上達させたければ、
たくさん読んで、たくさん書くしかない。

言い換えると、本書の「アウトプット読書術」を実践することで、文章力は確実に鍛えられます。

「忘れない読書術」を再び学びたい

そして忘れてはならないのが、本書のメインテーマである読んだら忘れない読書術です。

アウトプットスキマ時間の両輪で構成されており、それを「脳科学的」裏付けで支える事により、僕たちにわかりやすく伝えてくれます。

そのひろ

次章では「読んだら忘れない読書術」の核心に迫ります。

『読んだら忘れない読書術』とは?

この本では『読んだら忘れない読書術』のやり方を「アウトプット」と「スキマ時間」という両輪で教えてくれます。順番に見ていきましょう!!

「アウトプット」で記憶に残す

読んだら忘れない「アウトプット術」として、次の4つが紹介されています。

4つのアウトプット
  1. メモを取り、ラインを引く。
  2. 人に話したり、人に勧める。
  3. 気付きや感想を「SNS」でシェア。
  4. 書評やレビューを書く。

これを1~2週間に3、4回アウトプット」すると、記憶に残りやすくなります。

脳科学的に言うと、複数回のアウトプットで「重要な情報」として扱われ、短期記憶(海馬)から長期記憶(側頭葉)へと移動しやすくなります。

そのひろ

僕は1番目を参考に、次のように「紙1枚」への「アウトプット」を「3回に分ける」ことで、記憶に残しています。

メモやラインで「3回のアウトプット」。
紙1枚だと「一覧性」があり、復習も簡単!!

『紙1枚!独学法』(読書)
『紙1枚!独学法』(読書)
さっちん

メモはわかるけど、ただラインを引くだけでアウトプット効果はあるのかな?

そのひろ

その答えも本書にありますよ!!

脳科学的には、ラインを引くことは間違いなく脳を活性化します。なぜならば、脳の中で「字を読む作業」と、「手にペンを持って線を引く作業」は全く別の領域で行われているからです。

『読書脳』-樺沢紫苑-サンマーク出版

これを「運動性記憶」と呼びます。

つまり、一番お手軽なアウトプット法は、本に直接「ペンやマーカーでラインを引く」ことになります。

「スキマ時間」で効率化

初めに「スキマ時間」に関する驚くべき事実をご紹介します。それは・・・

樺沢先生は、月20~30冊の読書を「全てスキマ時間だけで読んでいる」という事です。

さっちん

えーーー、そうなの!?

そのひろ

僕も改めて読んでビックリ!!

すぐには真似できなくとも、こうして目標にできる人物(メンター)がいると心強いです。

そもそも本書を再読するきっかけが「読書時間の確保」なので、備忘録も兼ねて、重要なフレーズをピックアップしてみました。

  • 人生の1割は「スキマ時間」
  • スキマ時間は「埋蔵金」
  • スマホに使うのか、読書に使うのか?
  • 読書術とは、いわば時間術
  • 今日1日で読む本を決める
  • 3日で1冊読めば、1ヶ月で10冊

このように「スキマ時間」には無限の可能性がありますが、実は「記憶面」においても優秀な点がいくつも見られます。中でも

15分」という単位

は、最も効率的な「スキマ時間と言えます。

なぜなら人の集中力や記憶力は、初めと終わりに強く働くからです。これを心理学では、

「初頭努力」と「終末努力」

と呼びます。

60分のまとまった時間より、15分の「スキマ時間」の方が「効率的」なのはそのためです。

そのひろ

僕はこれを機に「スキマ時間」での読書を「習慣化」していきたいです。

最終目的は「自己成長」

これで「記憶に残すため」の「アウトプットとインプット」の下地はできました。

でも、そもそも「何のために読書をするのか?」という答えも、本書では提示してくれています。

「自己成長」が促進され、「考え方」だけではなく、実際に自分の「行動」が変化し、自分をとりまく現実が少しでも良くなるような読書をすべきなのです。

『読書脳』-樺沢紫苑-サンマーク出版

つまり読書の最終目的は「自己成長」し、「行動の変化」を起こすことです。

情報だけやみくもに増やしても、外界は変わりませんが、読書によって「自己成長」し、「行動が変化」すれば、現実が変わります。

また1冊の本から1つでも「行動の変化」があれば元を取れたことになります。

そのひろ

本書や僕の書評から、みなさんの「行動の変化」に少しでも繋がってくれれば幸いです!!

ということで、次章は「実践編」です。(笑)

読んで実践!!

本書が掲げる「読んだら忘れないアウトプット術」は次の4つでした。

4つのアウトプット
  1. メモを取り、マーカーを引く。
  2. 人に話したり、人に勧める。
  3. 気付きや感想を「SNS」でシェア。
  4. 書評やレビューを書く。

これを元に実践していきます!!

「紙1枚」でアウトプット!!

僕は1番目の「メモやマーカーを引く」を参考に、『紙1枚!独学法』という本のフレームワークを使い、A5紙に「アウトプット」を実践しています。

まず上段「本のタイトル」→「読む目的」赤ペンで記入します。

「20字」インプット学習法
「20字」インプット学習法

本を読んだら、ひと息で書かず、期間をあけて次のように「3回に分けて記入」していきます。

「紙1枚」で週3回のアウトプット
  1. (中段)16個のキーワード(青ペン)
  2. (中段)ラインで思考整理(赤ペン)
  3. (下段)約20文字のまとめ(赤ペン)
『紙1枚!独学法』(読書)
『紙1枚!独学法』(読書)

「感銘を受けた本」でこの思考整理をしますが、「紙1枚」にまとめることで「一覧性」が増し、復習もめちゃくちゃ楽だし、記憶にも残りやすくなります。

「ブログ」でアウトプット!!

また本書の影響もあり、ブログでの「アウトプット」まで初めてしまいました♪

特にみなさんに「紹介したい本」は、別の「紙1枚フレームワーク」を使い、以下のように「書評用」のアウトプットをしています。

そのひろ

みなさんと少しでも学びや気づきをシェアできればと思い、実践しています♪

まとめ

いかがでしたでしょうか?

本書を改めて読むことで、当時気付かなかった「アウトプット術」を再発見できたし、「スキマ時間」を活用することで読書時間を確保するため」の気づきも得られました。

最後は再び「ひとこと要約」で締めくくります。

「アウトプット」と「スキマ時間」で記憶に残し、自己成長!!

そのひろ

この本を読むと「読書欲」がめちゃくちゃ高まりますよ!!

「あなたの成長は加速する」

おしまい!!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次