
いつも仕事に追われ、「時間と心の余裕」が全くありません。誰か成功するための考え方や時間術を教えてください!!
という「悩み」をお持ちのあなたに、ピッタリな一冊をご紹介します♪
本日は『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』(中島聡)を読み解きます。
「ロケットスタート時間術」を実践し、心理的余裕(スラック)を確保することで、常に仕事に追われている”あなた”の悩みを解決します。


- 仕事が終わらない原因がわかる
- プロトタイプで全体像を把握したくなる
- ラストスパート志向の心理面がわかる
- ロケットスタート時間術の優位点を知る
- スラック(心理的余裕)を確保できる
著者の「中島聡」氏は、米マイクロソフト本社でWindows95の開発に携わり、「右クリック」「ダブルクリック」「ドラッグ&ドロップ」等の基本設計を担当。つまり、



現在のパソコン操作の礎を築いた「伝説のプログラマー」なんです!!
そんな凄い人が「時間術」の本を執筆してるなんて、めちゃくちゃ興味がそそられませんか?
「効率的に生きている人間は常々何を考えているのか?時間術をどう日々の生活の中に落とし込んでいるのか?」をみなさんにお伝えするいい方法だと考えました。
『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』-文響社-中島聡
と本文にも書いてあるので、凄い人のノウハウをどんどん吸収しちゃいましょう。


まずはこの本の「ひとこと要約」
ロケットスタートで仕事「8割」消化し、「スラック」確保。
それでは本編に行ってみよう!!


40代で約25キロのダイエットに成功!!
Amazonセラーを約10年間。
簿記2級+基本情報技術者。
読書を元に「脳の筋トレ」も奮闘中♪
冒頭のチャート図の作り方はこちらで紹介!!


この本の概要(どんな本?)


締め切り間際になって冷や汗をかきながら、時には徹夜をしてでも作業をこなした経験の、1つや2つは誰しもあるはずです。



かくいう私もそういう人間でした。(・・・後悔)
そんな状況では、本当に良いものができるはずがありません。
誤ったやり方にも関わらず、ただ一心不乱に突き進み、「暗闇のトンネル内をただ歩き続ける」ような状況を心理学では「トンネリング」と呼びます。
この本では「ロケットスタート時間術」を武器に、負のマインドセットである「トンネリング」から抜け出し、「スラック(心理的余裕)」を確保することが真のテーマになります。
脱「トンネリング」→ スラック確保
=仕事に対する「マインドセット」の変更
もっと早く「この本の考え方を身に着けていればなぁ」という思いもありますが、
でも大丈夫!!
いまからでも間に合います。
なぜ「時間術」は必要なのか?
まずは世界的プログラマーである著者が経験した事例に触れ、「時間術」と「マインドセットの変化」について考えます。
夏休みに「海に行きたかった」が原体験
著者の中島氏は小学生の夏休みに宿題が終わらず、「海に行けなかった」という後悔が、この「時間術」の誕生するきっかけとなっています。
この悔しい体験により、中島少年に「マインドセットの変化」が起こり、翌年の夏休みは日記を残して速攻で宿題を終わらすという行動に出ます。つまり、
「やりたい」を実現するための「時間術」
の萌芽は、このときに誕生しました。
時間術のメリット
世の中の仕事や仕事に準ずるタスクは「着手してみて初めて難易度がわかる」というのがあります。
つまりどんな仕事でも、早期にプロトタイプ(試作品)を作り、「全体像を把握」する必要があります。
早期の「プロトタイプ」で見える化
↓
「難易度測定」ができる
反対にギリギリまで着手しない「ラストスパート志向」では難易度測定が最後までできないため、締め切り間際に誤差が誤差を生み、「設計の不具合」なども見つかり、身動きが取れなくなることが常態化します。



僕のような締め切り間際に頑張る「ラストスパート志向」ではそういう状況は日常茶飯事でした・・・トホホ
全ての仕事は必ずやり直しになる
この本の数々のエピソードを読んでいくと、多くの人が陥っていた「ラストスパート志向」は、
していると気づかせてくれます。でも大丈夫!!
Windows95は発売当時に3500個ものバグがあったし、昨今のアプリは絶えずアップデートを繰り返しても「世界に影響力」を持っています。つまり、
全ての仕事は必ずやり直しになる
ということです。
このワンフレーズを肝に銘じることで「ラストスパート志向」が根本的にうまく行かない理由や「早期にプロトタイプを作る」意味が腑に落ちてきます。



本書を読むと僕も含めて、「読者のマインドセット」を良い方に変えてくれますよ。
「ロケットスタート時間術」とは?
これで「ロケットスタート時間術」への心の準備は整いました。
ここからは実践法も含めて、「ロケットスタート時間術」の概要を見ていきましょう。
「ラストスパート志向」からの脱却
「ロケットスタート時間術」とは、「締め切りは絶対に守るもの」を前提条件として、「ラストスパート志向」へのアンチテーゼが出発点です。
10日でやるべきタスクだったら、その2割の2日間で8割終わらせるつもりで、プロジェクトの当初からロケットスタートをかけなければなりません。初期段階でのミスならば簡単に取り戻せますし、リカバリーの期間を十分に持つことができます。
『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』-文響社-中島聡
つまり「ロケットスタート時間術」とは、
最初の2日で「仕事の8割」終わらす
たったこれだけです。でも本書のエピソードを読み込むことで、ロケットスタートの重要性が身に染みてわかるはずです。



具体的なやり方や考え方は、基本から応用まで本書の中盤以降にたっぷりと書かれています!!
「マインドセット」が変わる
何度もお伝えしますが、本書を読むと、仕事や時間への「負のマインドセット」が変わります。
そしてマインドセットが変わると、必然的に「ロケットスタート時間術」を駆使する理由がわかるので、結果として「スラック」が確保できます。
「スラック」を確保できる
であり、転じて 時間的余裕 のことです。
時間に余裕があるときにこそ全力疾走で仕事し、締め切りが近づいたら流す
『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』-文響社-中島聡
この「流す」の部分が「スラック(心理的&時間的余裕)」を端的に表しています。
またロケットスタート時間術において、忘れずに注意しなければいけないこととして、
最速で仕事を提出しない
というのがあります。
締め切り前に提出すると一時的に評価は上がるかもしれませんが、次の納期が短く設定されてしまうかもしれません。これでは本末転倒で「トンネリング」に陥り、際限のない仕事人間になってしまいます。
そうならないように、前半は全速全力で仕事に取り掛かり、後半はゆっくりと体調などを整えつつ、余裕を持って仕事を終わらせる期間に充てましょう。
脱「トンネリング」→ スラック確保
=仕事に対する「マインドセット」の変更



最終目的は、中島少年のようにあなたの「やりたい」を叶えるために「スラックを確保」するんです♪
「ロケットスタート時間術」を一目で理解できるように、「ラストスパート志向」との比較をわかりやすくチャート図にまとめて、この章を終わりとします。


読んで実践!!
「良書は実践してこそ意味がある」と思っていましたが、「本の冒頭」で著者からこんなことを言われてしまいました。
本書全体を通して私は、あなたにロケットスタート時間術を実践していただけるよう、丁寧に働きかけていくつもりです。
『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』-文響社-中島聡
ということなので実践です。(笑)



ミッションは「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」の書評を書くこと♪
まずは「書評の書き方」を調べます。
「早期にプロトタイプで見える化」するため、速攻でネットで調べたことを「約20字」でまとめてみました。


テンプレと共に好きや変化を語り、
読者を動かす。
何となくそれっぽく見えますが、全然納得できないし、個別に書き出したメモもあまり役に立たず、これでは書けません。
そこで、この本で学んだ「全ての仕事は必ずやり直しになる」をモットーに再チャレンジです。


作者の主張を自分の言葉に変え、
行動の変化を示す。
今度はより「書くこと」を意識した調べ方をしたので個別のメモも役に立つし、「約20字まとめ」も前回よりは納得できる物になりました。
次は実際の「書評」に取り掛かります。
上の「書評の書き方」を参考にしつつ、以前にまとめた「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」のメモを利用し、それをブログ記事用に再編集したのが下のメモです。


これを元に「プロトタイプで見える化」するため、「WordPress」で全体の記事構成(見出し)をまず作り、「ロケットスタート時間術」を意識しながら書き上げた記事が、いま皆さんに見ていただいた書評になります。
ここで使用した「紙1枚フレームワーク」はこちらを参照!!


まとめ
この記事を「ロケットスタート時間術」で書き上げるという試みをしてみましたが、いかがでしたでしょうか?
『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』を読むことで、「マインドセット」が変化し、仕事やその他の作業への時間の使い方が根本的に変わります。


最後は再び「ひとこと要約」で締めくくります。
ロケットスタートで仕事「8割」消化し、「スラック」確保。



まだ読んでいない人は、マインドセットの変化やスラックを意識しながら読み始めるのがオススメです。
「あなたの成長は加速する」
おしまい!!
脳科学に基づく「時間術」と比較できます♪






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